5cmヒール パンプスができるまで
足に寄り添っています。
2019.08.22
上にある色付きボタンを押すと「生徒さんが作った靴」・「生徒さんの声」など確認できます。
下の写真は、クリックすると大きくなります。(作業紹介文 付き)
5センチヒール パンプスの作り方 (クリックすると拡大します。)
![本底加工後。本底は、グラインダーで削って整形します。 本底加工](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22640%22%20height%3D%22360%22%20viewBox%3D%220%200%20640%20360%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
本底加工後。本底は、グラインダーで削って整形します。
Tストラップパンプス の製甲 (クリックすると拡大します。)
![裁断した革を革漉機を通します。](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22640%22%20height%3D%22360%22%20viewBox%3D%220%200%20640%20360%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
裁断した革を革漉機を通します。
機械を通すと、革が斜面に加工されます。
![糊を塗布します。](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22640%22%20height%3D%22360%22%20viewBox%3D%220%200%20640%20360%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
糊を塗布します。
ラバーボンドと呼ばれるゴム系接着剤
![裏革と一緒にミシンをかけます。](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22640%22%20height%3D%22360%22%20viewBox%3D%220%200%20640%20360%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
裏革と一緒にミシンをかけます。
靴用ミシンで縫い付けていきます。
![履き口の革を折り返す仕様にします。](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22640%22%20height%3D%22360%22%20viewBox%3D%220%200%20640%20360%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
履き口の革を折り返す仕様にします。
折り返す手間が増えますが、切りっぱなしにない美しさがあります。
![履き口を折り返し中](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22640%22%20height%3D%22360%22%20viewBox%3D%220%200%20640%20360%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
履き口を折り返し中
型紙に合わせて折り返していきます。
![縫い終わりました。](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22640%22%20height%3D%22360%22%20viewBox%3D%220%200%20640%20360%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
縫い終わりました。
パンプスは、美しく作ることが重要です。
ミシンのヨレなどないように注意します。
パンプスの注意点
手作りのパンプスは、
1.型紙の精度
2.釣り込みの技術力
3.作りの丁寧さ
がなければ、デザインの再現性が低くなる靴種です。
革を力任せに引いてしまうと、デザインから離れてしまいます。
そして、作業に雑さがあるとき「見た目が雑」なパンプスになります。
それでは、周りの人に見せたい気持ちになりません。
不適当な木型補正では
1.足が擦れて、履き口から血が出る。
2.足裏が痛くて、駅まで歩けなくなる。
3.右足と左足の形が凸凹で、同じように見えないし、履きたい気持ちが失せる。
ことになります。
特に木型補正は、改悪なのか改良なのかがはっきり出ます。
既製品は履けるのに、自分で作ったオーダー靴は、痛くて履けないことが起きてしまいます。
第三者からの技術認定を受けた当教室では、
説明している先生だけが分かっているのではなく、誰が聞いても納得できる説明を心がけています。
履けるパンプスを作れること、納得しながら進めていく点は、当教室の良さだと思います。
お問い合わせフォームは、こちらをクリック