2019-10

靴作りに想うこと

プロコースを指導するということ

職人とは、寡黙で気難しくて怒りっぽい。口答えすると、何も教えてもらえなくなる。黙々と作業をし、師が口にする言葉を一言も漏らさないよう緊張感を持って学ぶ。はっきりと主従関係がある徒弟制度のなか、盗み見しながら技術を向上させていく。職人という言...
靴作りに想うこと

得意な作業ができるまでの話

製甲(革の加工、組み立て) と 底付け(釣り込み、靴底取り付け) が1級合格時は、今よりずっと技術不足だったと思います。いまは、随分と技術が向上しました。合格したものの。当時は、1級下限ギリギリで、仕方なくて合格させてくれたのかもと思いまし...