靴教室の話

生徒さんが、靴じゃない何かを始めてみたとか。
靴以外の物作り、新しい経験を教えてもらいます。

靴教室を始めて、少ししてから思うようになって。
それからは、信念のように思ってやっていることなんだけど。

靴教室だから靴作るのは、当たり前で。
生徒さんへ良い靴を渡すことも、当たり前で。

それよりも、仕事で接しない人たちと話をしたり、生き方や考えに感化されたり。

年上の人の経験を教えてもらったり。

年下の人の喜びに触れたり。

旅先の話や、何か作った話。
恋の話。
いろんな話をしてる時間。

そういうのに触れる場を作ることが大事と思ってる。

そして、物作りの面白さが増えていって。
何でもいいから、何か新しいことやってみたいとか。
次に繋がっていったらいいなと思ってる。

黙々とやるのもいいんだろうけど、俺の教室はやらない。
みんなで話をして、自分の世界観を増していく場にしたい。
黙々とやるより、上りが良いしね。

黙々となるのは、話しにくい聞きにくいがあるから。
いつでも先生に質問できる気楽さって大事。

生徒さんが、新しく何かやり始める、何か作ってみたと教えてもらうと、嬉しいなと思うよ。

そして、作った靴が周りとの会話に繋がったり、歩くのが楽しくなったり、快適になったなら、良い仕事できたなと思えるよ。

最近、生徒さんが映像編集を勉強するって聞いて、嬉しくなったから改めて書いてみた。