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自分の足に合わせて作る靴教室
生徒さんの靴が完成しました。
初めての靴作りです。
足に合わせたオリジナル木型は、アメリカ靴のような、フランス靴のような、ミックスした顔。
どんな服にも寄り添う柔らかいラウンドトゥです。
そして、長い工程のなか、難しかったのは木型作りとのこと。
履き心地をテストしながら作りましたので、手間をかけた分だけ足に寄り添っています。
木型補正、木型作成で表面化すること。
それは、外羽根を作ると簡単に分かります。
この靴は、履き口が寄り添っていて、羽根が内と外から絞った状態で平行に並んでいます。
この状態は、内側と外側から、均等に紐を絞ることができていると言えます。
美観上望ましく、そして、体調の変化に応じて「緩めたり、絞ったり」できる余裕があります。
木型作りが望ましくできたかは、外羽根を見ると判断できる良例です。
そもそもで、羽根と羽根が開いていない状態の外羽根は、「緩めることも、絞ることもでない」ため、外羽根のもつ利益がありません。
内羽根のように、革を引けば作れる靴と違い、外羽根は肉付けによって型紙の修正を要します。
そのことから、「羽根と羽根が合わさった外羽根靴」は、木型補正技術、型紙作成技術、デザイン性の理由についての理解不足と言えるため悪例と言えます。
甲革は、茶と紫が入った色。
洋服を邪魔しない素敵な色です。
自分で作ったと誰にも気づかれないと思いますので、自分から言ってください。
素敵な靴が完成しました。
