技術

靴の話

踵の深さ、ヒールの高さを左右合わせる話

靴は、正面から見て「この靴いいな」と評価するのですが。手作り靴の技術は、踵側から見ることで表面化します。靴は、木型に革を巻き付けて作ることから、木型の形になってしまいます。木型があることで、大きく外れることはありません。鯛焼きの型に小麦粉入...
靴の話

ハンドソーンウエルテッド製法 すくい縫いの話

すくい縫いとは、細革を手縫いで縫い付ける作業。ハンドソーン(手縫い) + ウエルテッド(細革)の作業です。写真のように、中敷きの下にある素材「中底」へ段差を作り、靴の縁になる細革を縫い付ける作業を指します。縫い付け方法を「すくい縫い」と言い...
道具の話

靴の道具の話 ワニについて

靴作りの道具について。道具を作る職人さんも引退される方が多くなり、最近では、ずっと使っていた包丁も手に入らなくなって、とても困っているところです。そのなかでも、ワニと呼ばれる革を引く道具は、数年前から国産を購入することはできなくなっていて、...
靴の話

講師の紹介 

靴教室に見学希望される方に向けて過去に書いた講師紹介を改めて掲示します。「自分の良いところ」 と思っているのは、■ いろいろな靴(手縫い、婦人靴など)の種類を作ることができる作り手です。(生徒さんが作った靴は、いろいろな種類があります。)■...
靴の話

プロコースを指導するということ

職人とは、寡黙で気難しくて怒りっぽい。口答えすると、何も教えてもらえなくなる。黙々と作業をし、師が口にする言葉を一言も漏らさないよう緊張感を持って学ぶ。はっきりと主従関係がある徒弟制度のなか、盗み見しながら技術を向上させていく。職人という言...
靴の話

得意な作業ができるまでの話

製甲(革の加工、組み立て) と 底付け(釣り込み、靴底取り付け) が1級合格時は、今よりずっと技術不足だったと思います。いまは、随分と技術が向上しました。合格したものの。当時は、1級下限ギリギリで、仕方なくて合格させてくれたのかもと思いまし...
靴の話

心がけていること。

教室には、いろいろな職種の方が集まっていて。人生で初めて会う職業の方、知らない地域の出身の方、年齢も違う。そのうえで わいわいキャーキャー言いながら、目線をみんな同じにして。ゼロから生み出していく物作りって、とても素敵なことだと思うのです。...
靴の話

靴の製法に関して

靴教室で作ることができる製法を書いてみたいと思います。主には、以下の3つの製法で作っていきます。セメント製法は、接着剤で靴底を貼り付けたもの。パンプス、紐靴、なんでも作れます。マッケイ製法は、中敷きの下にある「中底」と「靴底」を共縫いした製...
靴の話

お客様の靴を作るということ

生徒さんへよく伝える話。そして、自分自身へ言っている話。小さな靴屋に相談してくる人は、どこに行っても靴が探せなくて困っている人。靴で困っていることで、歩くことに困っている。歩くことで困れば、出かけることもできない。本当に困っているんだ。お客...
靴の話

木型の話

靴は、靴の形をした木型に革を寄り添わせて作っていきます。その木型は、踵の高さによって形状が変化していき、踵の高いものは「ハイヒール」。低いものは、「ローヒール、バレエシューズ」など呼ばれます。ヒールの高さは、(1cm、1.5cm、2cm、3...